ケヤキの落ち葉
街路樹として多くの道路に植樹されているケヤキを久しぶりに下から見上げた。見上げるきっかけを作ったのが、落ち葉である。

枝にまだ付いているほとんどが朽ち葉色になり、いつでも落ちる様子で風にたなびいている。
葉が落ちた枝はケヤキ特有の空間を作り、下から青空が見える。
とてもいい景色と思った。
落葉樹である、このケヤキは葉の状況の変化で一年中楽しませてくれる。
冬
これから冬に向け、一枚残さず落葉して完全な樹幹と枝のみになる。
それらはほとんど空に向かい伸びる。また、その枝の多さから空に向かうエネルギーを発散しているように思える。
しかし、冬の間、ずっとそのままの状態を見ていると、春になったら若葉が芽吹くことさえ不可能なようにも思えてしまう。
春
薄緑の若葉が芽生え、春らしい季節を感じさせてくれる。
この季節の柔らかい日差しととてもよく合い、夏に向かう準備期間のこととは思えないエネルギの充填を感じる。
夏
若葉から本格的な葉の形状に成長し、色も濃い緑に変化する。
葉の数の多さから大きな緑陰を形成し、歩道を歩く人を厳しい日差しから救ってくれる。
秋
樹木のエネルギーが解き放たれ始め晩秋には落葉が始まる。
歩道一面にケヤキの葉が敷き並べられ、もうすぐ到来する冬が近いことを教えてくれる。
いま、ケヤキの落葉が始まる。

ラベル: Seasons

0 Comments:
コメントを投稿
<< Home