土曜日, 8月 07, 2010

立秋

きょうは、二十四節気の「立秋」。
連日、全国的な猛暑日になりあまりに高い気温の夏にややうんざり気味の日々。

初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧)

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この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。
立秋とは、初めて秋の気配が現れてくる日とか、涼しい風が吹いて秋らしくなるころの意味で、この日から立冬の前日までが秋となる。


(七十二侯)
初候
涼風至(りょうふう いたる) : 涼しい風が立ち始める(日本・中国)
次候
寒蝉鳴(かんせん なく) : ヒグラシが鳴き始める(日本)
白露降(はくろ くだる) : 朝露が降り始める(中国)
末候
蒙霧升降(もうむ しょうごう) : 深い霧が立ち込める(日本)
寒蝉鳴(かんせん なく) : 蜩が鳴き始める(中国)
ーーー以上、Copipeーーー

猛暑日の連続日に「立秋」もないものだ、と呟きたくなる日である。「次候」あたりからヒグラシが鳴き始めるらしいので、現在最盛期であるクマゼミとアブラゼミ以外の蝉が鳴くのもいいものだ。秋を感じさせるヒグラシは好きだな。
次の二十四節気はお盆を過ぎた8月23日「処暑」。暑さが少しは和らぐこの日くらいから現実の秋の気配が現れる。

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