月曜日, 3月 27, 2006

最近聞いた話

学校1年生の女の子がいた。

その子の靴は、両方とも靴先に大きな穴が

空いていて、
靴下が見えるほどだったという。

その子の家庭は、とても貧乏ということではなかったが、

穴が空いた靴でも、新しい靴を買ってくれとも言わなかったらしい。

そのことで、女の子が穴の空いた靴を履いていることを親も

気がつくのが遅れたらしいのだ。




ある日、靴の穴に気がついた親は、

「今度の日曜日に靴を買いに行こう。」

と約束した。




週末になると、約束通り近くの店に靴を買いに行ったらしい。

髪の毛も伸びていたので、買い物の前に、髪も切りに行ったらしいのだ。

髪の毛を切ったあと、店に着くと、最初に約束の靴を買い、

文房具の筆箱も調子が悪いので、筆箱も買ってもらった。



その後、ジュースを飲みたいというのでマクドナルドを見つけ、

その子だけ
セットメニュを頼み、ジュースを飲み干した。



すべての買い物が済むと、家に帰り買い物の報告をしていたらしい。



しばらくすると、その子が、

100円玉を1個と、50円玉を2個

手のひらにのせ、その親に渡そうとしたらしい。



その子の言うには、

「自分のためにたくさんお金を使ったから。」


と自分の小遣いの一部を親に渡そうとしたのだそうだ。

所持金である500円程度のうち200円もの大金を。



そのお金は、風呂掃除、フトンのかたづけ、玄関の掃除など、

手伝いのたびに、

10円、20円と親からもらい貯めていた小遣い

だったらしい。



その親は、こどもの気持ちがとてもかわいらしく、

いとおしくなり
大変喜んだそうだ。

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