ハルとケンの話
ハルがまだ25歳の頃、彼は全身にエネルギーが満ちあふれていていつも自信満々で、どちらかというと体育会系ののりから周りの人たちから少し迷惑がられ ていた。彼は漁師をしており、漁港に来る人たちとも仲は悪くはなかったが、若干押しつけがましい性格からみんなから疎ましく思われていた。そんな状況の中、ふとした事がきっかけで彼らが所有している小舟を利用して、海で鬼ごっこをしようということになり、まず最初にハルが鬼になった。
彼の所有している舟は周りの人たちより一回り大きなサイズで、付いている船外機も他の人たちの物より馬力があり、すぐに鬼から解放されると誰もが思って いた。しかし、船体と馬力が大きいが故に小回りがきかず、なかなか、仲間の漁船に追いつくことが出来なかった。
半年ほどした後、ハルはケンに対して、舟が相手の舟に追いつき、接触した 時点で鬼を交代したいとルールの変更を提案した。ケンはその提案を却下して、相手の舟に手を触れる、あるいは相手の舟に乗り込んだ時点で鬼を交代するとハ ルに対して答えた。ハルは鬼から解放されることは出来ず、その後も25年にわたり鬼を続けることになった。
ある夕方、ケンはハルの漁船が沖合で燃えていたと他の漁師仲間から聞かされた。その燃えさかる舟には人影があり、ハルに違いないと噂が流れた。
ケンはいつもの漁港でハルを懸命に探したが、それ以降、ハルの姿を見かけることがなかった。
この夢を本日午前3時から午前6時の間に見た。ケンがハルを探す場面で目が覚めたのだが、どれ位の時間をかけて夢を見たのかもちろんわからない。目覚め は最悪の気分だった。
何でこんな気分がブルーになるような記事を書くのかって?
私一人じゃもったいないので、ブルーな気分のお裾分けですよ。
...
ラベル: Daily Life

0 Comments:
コメントを投稿
<< Home