カラスの鳴き声
夕方。ガー、ガー、ガー、ガー
と、カラスの鳴き声が聞こえてきた。
声の方向に視線を合わせると、電柱の頂にカラスが一羽声を出しながら止まっている。
12mの高さにある場所で時折、しっぽの羽を動かしている。
ガー、ガー、ガー、ガー
しばらくすると、電柱のすぐ近くの電線にもう一羽が飛来した。
電柱の頂は一羽が止まるスペースしかないので、電線に器用に止まっている。
少し高い声にカラスの鳴き声が変わった。
どちらにせよ、都市部にいるカラスの鳴き声は品がない。
田舎のカラスはトンビほどで情緒的でないけれど、もう少し品のある鳴き方をするものだ。
ラベル: Daily Life
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